私たちの奉仕活動

創立25周年記念事業・記念式典のご報告 > 社会奉仕講演
動物ってすばらしい!!
旭山動物園/小菅正夫名誉園長

旭山動物園
名誉園長
小菅 正夫氏

大阪中央ロータリークラブの周年記念事業の一つとして、障害者や、近隣の高齢者を含む一般の人達を対象に、社会奉仕講演会を旭山動物園の小菅正夫名誉園長様をお招きして行いました。
(以下は講演内容の抜粋です)

『 旭山動物園の小菅と申します。本日は大阪中央ロータリークラブの創立25周年の記念の式にお招きいただきまして誠に有難うございます。また、住吉大社という素晴らしい歴史と伝統のある所で参拝させていただき深く感謝しております。

・・・また、もう1つ言えば、本当に大変な努力のもとに、私たちが今ここに生きているということです。このことをしっかりと分かっていなければ、命を大切にしようとか、なかなかできない。やる気もない、意識もないという結果になると思うんですね。
やはり、自分が今ここにいるのは、実は地球上で命が誕生した40億年前から数え切れない個体が次の世代へバトンタッチを繰り返してくれたから、その奇跡的な行為のおかげで、私たちがここにいるということです。どこかで、「おれ、もう面倒くさいから要らない。子ども、邪魔、要らない」というのがいたら、間違いなく私たちはここにはいません。
そういう多くの個体の努力によって命が受け継がれて、今ここに私たちがいる。それは人間ばかりではない、ということです。
オランウータンもチンパンジーもウサギもカメも、今地球上にいるすべての生き物がそのようにした命のバトンタッチの結果、今現時点で地球上に生きているということです。素晴らしいことだと思いませんか。

 命の誕生というのは、たった1回ですから。この奇跡から、地球上で40億年育んできたこの命というのが、今、私たちの中に確実にあるということです。神社でいえば、ご神体です。これを次から次へ伝えていく。それを社会として、なるべくいい形で伝えていくのが、今生きている私たちの責任なのではないでしょうか。
その責任を、できれば、昨日もお願いしましたけれども、人間ばかりではなくて、「すべての地球上の生き物たちが、すごくいい形で次の世代へ命がつなげるような社会に、地球にしていこう」ということをみんなが思えば、地球上の67億人みんながそう願えば、私はそういう地球が絶対に将来には出来上がってくるだろうと信じています。
ぜひ皆さま、一人ひとりがそのことに考えを巡らせて、われわれのわがままを少し減らして、動物たちのために暮らしを考えていただけましたら、こんなうれしいことはありません。』